インターネットパソコンのセキュリティ対策について

プライバシー保護の観点からのメール発信の留意点について

これは、私がかかわっている某集まりで実際に起きた事象を踏まえて、メール発信の際の注意喚起を図るものです。

　

サークルなどの集まりのメンバーに一斉メールを送るときは、送り先のアドレスは「ｂｃｃ」に書く（「Ｔｏ」や「Ｃｃ」には書かない）。

（この場合「Ｔｏ」は発信者自身とするのがよいでしょう）

メンバーのアドレスのリストは、ちょうど同窓会の名簿のような、プライバシー情報のかたまりです。「Ｔｏ」や「Ｃｃ」に安易にこれをリストアップしてしまうと、いらない宣伝広告メール・チェーンメール・さらにはウイルスメールなどの格好のターゲットになってしまいます。・・・メンバーのアドレスは、「ｂｃｃ」に書くことで、隠蔽してしまいましょう。

なお、頻繁に一斉メールが発生するような場合、メーリングリストサービスを使うとよいでしょう。ただしこの場合、メーリングリストの管理人をおき、メンバーのアドレスおよびメーリングリストのアドレスが部外者に漏れないように管理する必要があります。

他人のメールを引用して一斉メール・掲示板・ホームページ等に転載するときは、事前に発信人の承諾を得る

発信人の承諾がないこれらの行為は、著作権侵害またはプライバシー侵害にあたる場合があります。