アマコン反省文(2002)〜２次予選フィードバック集

２次予選の講評ということで、すべての審査員の先生方からフィードバックをいただきました。・・・仔細にみると課題がわんさかですね〜。トータルでみても２次の天体の音楽は１次ほどよくなかったですし(^^;　まあ、１００％の演奏ができなくても、カラダの中に入っているベースの部分で音楽になっている〜という評価がいただけただけでも、大収穫ですし、大変うれしかったのですが。。。
・「演奏が毎回印象に残る」「イメージを誘う演奏」
・「聴いていて楽しい」
・「日本人には難しいはずの３拍子をよくやっている」
・「表現が明瞭でいい」
・「音に透明感があっていい」
・「メリハリがもっとあるほうが面白い」（リズム、強弱、テンポいずれも）
・「３拍子のメリハリにひと工夫あれ。３拍とも重たくなることがある」
・「タッチがかたい」「もっと柔らかい、伸びのある表現・響きの出し方ができるはず」
・「色彩と味わいがもっと欲しい」
・「それなりに楽しいけど、演奏が少々雑といえば雑」
※アマコンにウィンナワルツを持っていくという選曲は、私にとって大正解でした。曲全体の印象・楽しさという点でも、先生方にもご好評をいただけたようで、大満足です。（本選に残れた最大の要因がここでしょう。というか、せんじつめるとこれしかないというか(^^;）

※テクニカルメリットが全然評価されないのはもとから折込済みです。仔細にみると一杯はずしてますし、雑といえば雑でした（完全開き直りモードです、はい(^^;）。・・・逆にいうと、私のノリからみても、テクニック面でのレベルでは勝負しなかったのは大正解だったと思います。

※アーティスティックインプレッションは、やはり１次よりもたついて音もかたくなった分、注文をいっぱいいただきました。。。　まあ、１次が通れただけでも出来過ぎなので(^^;　「普段弾いてる調子で弾くとこんなもんだぞ」というつもりで反省したいです。ポイントは「メリハリ」、とくに、出すところを出すのじゃなくて、弱音をもっと柔らかくするのが重点課題でしょう。（弱音がきれいに出るからこそ、強音を無理なく出せる→強音もきれいさを追求できる、ということになりそうな気がするので）

※３拍子のテンポは「まいどおおきに〜」の全体的な調子としてはできているのですが、あがると走りがちになったり、ともすると単調になりがちという面もあります。１、２、３の「３」がけっこうキーポイント？と感じつつありますが、これはもうちょっと反省してみたいところ。

※音のトータルバランスはまずまずとして、やはり、音がかたいようですね。「歌わせる」ところが、「がなってる」までいかなくても、ちょっと金属的な音になっているようです。肩や手の使い方など、工夫すべきところを工夫して、無駄な力を入れなくても伸びのある音が出せるようになるといいのですが、果たして何年かかることやら（苦笑）。